歯みがきの前に要チェック!磨き残しやすい4ヶ所とは?🦷😈
- コラム
前回は歯垢(プラーク)についてお話しました。
今回は歯磨きをしても磨き残しが多く、お口の中に歯垢(プラーク)が残りやすい場所をご紹介します。
奥歯の溝や噛み合わせの部分
奥歯の溝や噛み合わせの部分は、食べ物のカスやプラーク(歯垢)が溜まりやすい場所です。
この部分は複雑な形状をしているため、磨き残しが発生しやすいです。小さめの歯ブラシを使い、ブラシの先を奥歯の溝にしっかり当てて磨くことを意識しましょう。
歯と歯の間
歯と歯の間は、歯ブラシでは届きにくい部分です。デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間のプラークを取り除きましょう。
歯と歯茎の境目
歯と歯茎の境目は、プラークが溜まりやすく、この部分の磨き残しが原因で歯肉炎や歯周病が進行することがあります。歯ブラシを45度の角度で歯茎の境目に当て、歯茎を傷つけないように優しく磨きましょう。
歯並びの悪いところ
歯並びはひとりひとり異なります。歯の重なっている部分は磨き残しやすい部分ですので意識して磨きましょう。
なぜ歯ブラシだけでは汚れが落ちないのでしょうか?
歯の汚れを落とし、お口の中の清潔を保つためには毎日のブラッシングが基本です。
口腔内には多くの細菌が存在しますが、虫歯や歯周病は、細菌が食べかすに含まれる糖分をエサにして作り出すプラークが原因です。
このプラークに虫歯菌や歯周病菌が棲みついて酸や毒素を出すことで、症状を引き起こしてしまうのです。
虫歯や歯周病にならないためには、プラークを溜めないこと、つまりプラークコントロールが必要です。
しかし、歯と歯の間には汚れや食べかすが残りやすく、きちんと取り除かないとプラークが作られてしまいまいます。
頑張って歯磨きをしても、歯ブラシの毛先が歯間に入り込めないため汚れが取れず、虫歯や歯周病が発症しやすくなります。
次回歯ブラシでは落とせない場所のお掃除について更新します。お楽しみに🪥
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